閉鎖路地

へいさ-ろじ。東方のこととかぼちぼち。

大・東方Project展（大阪巡回）諸々

東方Project

　大・東方Project展の大阪巡回へ行ってきました。
　名古屋巡回は滞在時間の関係でゆっくりしていられなかったので、今回は改めてじっくりと観察してきました。神主の原画はいくら見ても見飽きないですね。

　というわけで、大阪巡回で追加された原画や変更点についてまとめ。

 


原画のテキストとメモ
本居小鈴
　鈴奈庵制作時の設定資料と思われる。

（左半分）
・和装の袴の上に
　洋装のエプロン
・市松模様→
・お店のロゴ→
　出来れば店のカンバン
　と同じ
　カブをあしらっていれば
　自由にデザインして下さい。
　（スズナ＝カブです. ）

←髪留めは
　鈴。
　実は魔除けの鈴
　妖魔本が近いと鳴る.
　チリンチリン
・ほこりっぽい
・カラーは
　未定

（※「チリンチリン」は吹き出しの中に書かれており、ツノは「近いと」と「鳴る」の間に向けられている。）
 ↓春河もえ画との相違点
・スカート裾のフリル的意匠が見られない。
・前掛けのリボンが右に寄っており、春河画ほど大きく描かれていない。
・前掛けの店名ロゴは、カブの絵に店名を弧状に配置したデザイン。

（右半分）
能力を使う時だけ
　メガネをかけるとか

妖魔本には
和書　洋書　巻き物　等々
　　　　　　　　　さまざま
本居小鈴

・妖魔本の指示も入っていたんですね～。「妖」の字は偏が「幺」、旁が「夭」（『妖紅綺想』の妖夢画や、展で初公開の身長対比図でもこの字が使われている。わざと使っているのかも。）、「魔」は麻垂れにマの略字。
・眼鏡のイラスト。丸メガネ。
・和書・洋書・巻物それぞれのイラスト。妖魔本から煙（妖気？）が出ている。

聖白蓮
　黄昏に渡した設定資料だと思われる。

（右半分）
↓すげ笠
←数珠
→独鈷杵

・肉体強化を
　見せやすくする為
　半そでに
・神子が
　マントキャラなので
　聖はマント無しで
←経
・フワフワの服
　・いわゆるロリータファッション
・黄昏作品の立ち絵と大きな差異はない。
・右手に「独鈷杵」、左手に「経」（魔人経典？）を持っている。
（左半分）
魔人経典
長さは無限
古代文字が
宙に書かれる

・便利な
　独鈷杵
オーラ放出道具
　　として

笠の文字
・迷故三界成
・悟故十方空
・本来無東西
・何処有南北

エフェクトの剣

　曲る
・レーザー

聖白蓮

・魔人経典と「独鈷杵」のイラスト。ビーム状のものが独鈷杵から出るイラストと、白蓮が手にした独鈷杵から鈷（金剛杵の両端、三股とかに分かれてる部分。へぇ～。）のエフェクトが出ているイラスト。

秋静葉
　風神録の立ち絵。右下角に名前とサイン、年月日の書き込み。

秋落葉
（サイン）
　07,3,26.

・初期段階の名前は「落葉」だった可能性。地味に初出。
・ゲーム内ではカットされていたスカートの両端を確認できる。
・右上に落葉のイラスト。舞い落ちるような線も描かれている。

秋穣子
・静葉と同じく風神録の立ち絵。右下角に名前とサイン、年月日の書き込み。

秋穣子
（サイン）
　07,3,26.

・スカート下部のギザギザ模様が描かれていない。


展示で目立った変更点
・年表にバレットフィリアが追加されていた。
・照明が明るくなった。
・神主のインタビュー動画スペース（20畳くらい）が追加された（混雑緩和目的？）。
・原画の配置に変更があった。渋谷展や名古屋展とは異なり、イラストを重ねずに並べて展示していた。以下、原画の配置。

壁面
[①][②][③][④]
[⑤][⑥][⑦][⑧]
①咲夜設定画
②パチュリー設定画
③レミリア設定画
④魔理沙設定画
⑤小鈴設定画（追加）
⑥白蓮設定画（追加）
⑦妹紅設定画
⑧身長対比図

机①
[①][②][③][④][⑤][⑥][⑦]
[⑧][⑨][⑩][⑪][⑫][⑬]
①紅魔郷タイトル画面
②紅ED絵（霊夢A）
③白蓮
④風神録タイトル画面
⑤『博麗祭事記』寄稿絵
⑥青娥
⑦フラン
⑧チルノ（紅）
⑨未来世紀のブロンド巫女
⑩ルーミア
⑪レミリア
⑫にとり設定画
⑬こいし設定画

机②
[①][②][③][④][⑤][⑥]
[⑦][⑧][⑨][⑩][⑪][⑫][⑬]
①星蓮船タイトル画面
②風ED絵（霊夢A）
③紅ED絵（霊夢B）
④『蓬莱人形』初版レーベル
⑤輝夜
⑥妖ED絵（霊夢A）
⑦美鈴
⑧霊夢のお茶会
⑨『妖紅綺想』寄稿絵
⑩『未知の花 魅知の旅』ジャケット
⑪C62 サークルカット
⑫静葉（追加）
⑬穣子（追加）

 

　以下、有志の方の模写など。（不都合がありましたら取り下げます。）。

 

大・東方Project展のまとめ記事
　当記事で紹介した以外の原画の情報や渋谷展の様子については以下をご覧あれ。

大・東方Project展 いろいろまとめ - 日本入道にょき学会

大・東方Project展(渋谷会場) まとめ : 最果ての解放都市10番街

大東方Project展資料まとめ : やまむー追憶譚


雑感とか
　生きてるうちに開催されてよかった。原画が見れるとはなんという僥倖。これは名古屋巡回の話になるけど、レベちゃんと目があったとき「やべーっ」って感情の高ぶりがヤバくて目が釘付けになった（語彙力）。
　大阪巡回で追加された原画についてまとめた記事がないので書きました。Twitterの情報は検索性にやや難があるから。ある程度まとまった情報源があるほうがましでしょう。






P.S. 巡回展で展示物を追加とか流石にそれは許されｎ（文章はここで途切れている......